旧若松市の「鳥瞰図」人気 区役所が商品化「魅力再発見を」 [福岡県]

昭和初期の若松を描いた鳥瞰図のリーフレット
昭和初期の若松を描いた鳥瞰図のリーフレット
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 昭和初期の若松市(現北九州市若松区)を描いた鳥瞰図(ちょうかんず)を載せたリーフレットが今年から販売され、少しずつ人気が広がっている。元々は若戸大橋と若戸トンネルの通行が昨年12月に無料化された際に同区役所が作った記念品。販売を望む声が相次ぎ、商品化した。

 リーフレットは縦17・5センチ、横72センチ。大正から昭和にかけて全国各地の鳥瞰図を描き「大正広重」と呼ばれた絵師、吉田初三郎(1884~1955)が1933(昭和8)年に作成した「若松市鳥瞰図」をプリント。石炭積み出し港としてにぎわう街の様子が描かれている。

 裏面には、旧古河鉱業若松ビルなど鳥瞰図にも描かれている現存する五つの歴史的建造物を紹介。付属のカバーにも、30(同5)年の「大日本職業別明細図」に収録されている若松の市街図がデザインされている。リーフレットは折りたたんでカバーに収納できる。

 区役所の担当者は「昔の若松を知ることで、魅力を再発見してほしい。リーフレット片手に街を歩いてもらえれば」と話している。

 1部300円。若松区役所売店、旧古河鉱業若松ビル、火野葦平資料館で販売。問い合わせは同区役所総務企画課=093(761)5321。

=2019/02/20付 西日本新聞朝刊=

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