【街 みらい】指定管理 北九州市の農事センター一新、人気上昇 ドッグランやカフェ新設 自然を体験、学びの場に [福岡県]

農事センター内に整備されたカフェスペース
農事センター内に整備されたカフェスペース
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芝生広場が広がる北九州市立総合農事センター
芝生広場が広がる北九州市立総合農事センター
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 北九州市立総合農事センター(小倉南区横代東町1丁目)が、民間企業による指定管理の開始後、カフェの開設やイベントなどで「農業」のイメージにとらわれない表情を見せている。小倉北区の中心市街地からもアクセスが良く、本年度の入場者数は既に目標の30万人を上回った。4月からは、センターを自然体験ができる学びの場と位置付けた連続講座も始まる。

 センターは1973年に開設。野菜の直売所を備え、畜産振興の拠点としてブランド鶏の飼育に取り組み、日本在来の木曽馬も保存する。梅園や芝生広場は遊び場として人気だが、来園者は年間20万人台後半で推移していた。

 昨年4月から北九州市のワールドインテックやミクニでつくる共同事業体が、指定管理者として運営を始めた。ドッグランやバーベキュー施設、カフェを設置したほか、直売所建物の一部を改装し、スムージーやホットドッグを販売。飲食物を手に散策できるようにした。動物は木曽馬に加え、ポニーやモルモット、カピバラの飼育を始めた。

 5月の大型連休にはバラフェア、6月にはアジサイマルシェと、季節ごとに作家や飲食店を集めたイベントを開催。閉園時刻も従来の午後4時半から延ばし、冬季は午後5時、春-夏季は午後6時とした。結果、今年2月末時点の来園者は、約37万人となっている。

 事業体の副管理責任者村石豪一さんは「都心に近い自然豊かなスポットとして、新年度もいろんな企画を準備したい」と話している。

 4~11月には「NOUJI学園」と銘打った全15回の講座を開く。小学校中学年くらいまでが対象。農業やお金の流れを学び、秋に予定されるマルシェで店舗運営に挑戦する。参加費は2万5千円。

=2019/03/05付 西日本新聞朝刊=

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