「不弥国」論議、活発に 飯塚市で古代史連続講座 [福岡県]

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 「ミスター吉野ケ里」と呼ばれる考古学者の高島忠平さん(77)が監修した連続講座「古代から未来のトビラを拓(ひら)く-イイヅカ発古代史情報最前線」の第1回講演会が17日、飯塚市飯塚のコミュニティセンターであり、約200人の古代史ファンが集まった=写真。

 「不弥(ふみ)国の考古学」をテーマに、飯塚市歴史資料館の嶋田光一館長(62)が講演。「邪馬台国の所在地論に決着をつけるには不弥国を解明することが重要」と指摘し、候補地として、立岩遺跡を根拠に旧嘉穂郡一帯を挙げた。

 高島さんは立岩遺跡で出土した前漢鏡について「遠賀川の港を通じて独自に手に入れたものではないか」と述べ、周辺との交流が盛んだったことを説明した。

 次回は7月9日午後1時半から、飯塚市飯塚のコスモスコモンで開催。「卑弥呼の都するところ」をテーマに、福岡大の武末純一教授と佐賀県立佐賀城本丸歴史館の七田忠昭館長が講演する。問い合わせはコスモスコモン=0948(21)0505。

=2017/06/18付 西日本新聞朝刊=

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