親子連れら1万人が声援 福岡市でNZ・オークランドVSサニックス親善試合 [福岡県]

繰り広げられる熱戦に見入るスタンドの観客たち
繰り広げられる熱戦に見入るスタンドの観客たち
写真を見る

 福岡市も試合会場となる2019年のラグビーワールドカップ(W杯)に向け機運を高めようと、ニュージーランド(NZ)・オークランド代表と国内トップリーグ・宗像サニックスの親善試合が5日、博多区のレベルファイブスタジアムであり、約1万人の観客が声援を送った。

 福岡、オークランド両市の姉妹都市締結30周年を記念した試合で、W杯で世界最強のNZ代表・オールブラックスの事前キャンプを福岡市に誘致する狙いも込められている。

 スタジアム隣ではスクラムやゴールキックを体験できる「ラグビーパーク」も開かれ、多くの親子連れが訪れた。オールブラックスの選手を目標に少年ラグビーチームでプレーしている筑紫野市の笹栗紳作君(11)と鉄平君(7)の兄弟は、黒いジャージー姿で「きょうは(前回W杯で活躍した宗像サニックスの)カーン・ヘスケス選手のトライが見たいです」。試合直前には高島宗一郎市長があいさつに立ち、「オールブラックスに福岡に来てもらえるよう一緒に盛り上げていきましょう」と呼び掛けると、スタンドから大きな拍手が沸き起こった。

 午後6時に始まった試合は宗像サニックスがヘスケス選手のトライで先制し、前半を同点で折り返したが、後半にオークランド代表が地力を発揮して勝利した。官民組織「ドリームラグビー福岡実行委員会」の田中優次会長(69)は「NZ側に『福岡のラグビー熱』を伝え、ラグビーファンの裾野も広げるという親善試合の目的は、ある程度達成できた。2年後を見据え、この良い経験を生かしていきたい」と振り返った。

=2017/08/06付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞のイチオシ [PR]

西日本新聞のイチオシ [PR]