家屋被害数「まだ増える」 九州豪雨1ヵ月経過、全容見えず [福岡県]

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 朝倉市、東峰村を中心に甚大な被害をもたらした九州豪雨は発生から1カ月が過ぎたが、県内ではいまだ被害の全容が見えていない。特に朝倉市では罹災(りさい)証明書発行のための家屋被害調査が途中の段階にあり、県によると「今後も被害件数が増えるとみられる」という。

 県のまとめによると、6日午前9時現在の家屋被害は1196件。内訳は全壊が168件、半壊591件、床上浸水21件など。家屋被害件数は3日の県のまとめで初めて千件を超えてからも増加を続けている。

 朝倉市では7月18日から、東峰村では同21日から罹災証明書発行がスタートしており、その基となる家屋被害調査が進む。それに伴い、朝倉市の半壊の件数が7月26日の県のまとめで前日の1件から272件に急増するなど、被害実態の解明が進んでいる。

 ただ、今月5日時点で朝倉市が受け付けた罹災証明書申請は累計2086件に対し、発行は1694件(いずれも非住家を含む)にとどまっている。

=2017/08/07付 西日本新聞朝刊=

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