仮設住宅、朝倉市6戸東峰村3戸増 県、被災者の生活再建に力 [福岡県]

 九州豪雨を含む6~7月の豪雨災害を激甚災害に指定すると閣議決定した8日、朝倉市の森田俊介市長と東峰村の渋谷博昭村長がそれぞれ記者会見した。森田市長は、県が市内3カ所に計80戸建設する予定だった仮設住宅を6戸増やし、被災者がそれぞれ自宅近くで暮らせるように3カ所の戸数配分の変更を県に要望したと発表した。渋谷村長は、仮設住宅3戸の増設を県に求めたことを明らかにした。

 これを受けて県は同日、要望通りに建設すると発表した。

 朝倉市によると、変更後の戸数は、杷木地区の杷木小に54戸(当初40戸)▽甘木地区の「みんなの広場」に27戸(同20戸)▽朝倉地区は「朝倉ゲートボール場」に場所を変えて5戸(同20戸)。既に着工した杷木小40戸分は9日に抽選会を実施。19日から入居できる予定。

 森田市長は「復興計画を本年度中に作りたい。計画の工程表を盆すぎにも地元に提示する予定だ」と述べ、10年間で安全な地域へ完全に復興させる考えを示した。

 また同市は8日付で、新たに「九州北部豪雨災害復旧・復興推進本部」を設置したと発表した。行方不明者の捜索などに当たる市災害対策本部は継続しながら、今後は被災した住民の生活再建のほか、農林業や観光など、産業やインフラの早期復旧を強化するとしている。

 東峰村の仮設住宅増設は、自宅が損壊した被災者から新たに入居希望があったため。増設分は、19戸が予定されていた旧宝珠山小運動場に建設される。

=2017/08/09付 西日本新聞朝刊=

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