電話通訳サービス拡充 マレー語加え15言語に 県が外国人呼び込み強化 飲食店など利用施設も増 [福岡県]

 県は、外国人観光客向けに開設した電話通訳サービス「ふくおかよかとこコールセンター」の対応言語に11月からマレー語を追加して計15言語に拡充した。利用対象施設も宿泊施設と観光案内所のみだったが、飲食店やスポーツ・文化施設などにも広げた。滞在中の「言葉の壁」を低くし、外国人客の一層の呼び込みを狙う。

 6月に運用が始まったセンターは、外国人が利用する施設で意思疎通がうまくいかない場合などに、施設側が専用番号に電話するとスタッフが応対する仕組み。客と施設の間に入り、スピーカー機能を使うなどして問い合わせ内容や職員の説明を通訳してくれる。通訳中の通話料は無料で、年中無休、24時間サービスが特長だ。

 センター開設以降、利用したホテルなどから「スムーズな案内が可能になった」「お客さまの細かな要望にも応じることができるようになった」といった歓迎の声が県に多数寄せられていることを踏まえ、内容を拡充することにした。

 11月からは、観光農園や体験型観光施設、大規模を除く小売店なども利用可能となった。県観光振興課は「サービス向上で、外国人客の県への再訪につなげたい」としている。

 県によると、昨年、県内を訪れた外国人観光客は約260万人で過去最高を更新。2019年には県内が会場の一つとなるラグビーワールドカップ(W杯)があり、今後もさらなる増加が見込まれる。

 県は、センター利用に事務局=092(771)8516=への事前登録を勧めている。サービス専用電話は092(687)4961。対応15言語は次の通り。

 英語、韓国語、中国語、タイ語、ベトナム語、インドネシア語、ネパール語、タガログ語、ポルトガル語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ロシア語、マレー語

=2017/12/05付 西日本新聞朝刊=

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