大河ドラマ誘致へ立花宗茂シンポ 生誕450年記念 柳川で23日 [福岡県]

 豊臣秀吉から「西国最強」とたたえられた柳川藩初代藩主、立花宗茂(1567~1642)の生誕450年を記念するシンポジウムが23日、柳川市上宮永町の柳川総合保健福祉センター「水の郷ホール」である。地元では宗茂と妻の〓(ぎん)千代を主人公とするNHK大河ドラマの誘致を目指しており、宗茂の功績に加え、ドラマ誘致による地域づくりのあり方について専門家が討議する。

 宗茂は大友家の家臣の子に生まれ、立花道雪の養子に迎えられた。秀吉の九州平定で島津氏と戦った宗茂は柳川藩初代藩主となるが、1600年の関ケ原の戦いで西軍に付いたため、徳川幕府を開いた家康に領地を召し上げられた。その後、京都などで浪人生活を送ったが2代将軍の秀忠に許され、柳川藩主に返り咲いた。西軍武将では唯一、旧領に復活した。

 誘致の機運を高めようと、柳川市や地元経済界などでつくる大河ドラマ招致柳川委員会などが企画。元NHK福岡放送局長の三浦元さんが「大河ドラマ~豊かな放送文化の創造」、九州産業大商学部の岩崎達也教授が「大河ドラマによる地域誘客、その可能性と留意点」と題してそれぞれ基調講演する。

 その後のパネル討論では、柳川観光まちづくり推進委員会会長で九州産業大商学部長の千相哲教授が進行役を務め、同大商学部の高橋誠特任教授(前九州観光推進機構理事)、柳川観光大使で新潟商工会議所の広田幹人副会頭、立花家史料館の植野かおり館長が宗茂の魅力を語り合い、歴史的人物を中心に据えた地域づくりの方向性を提案する。基調講演に先立ち、講談師の長谷川敬二さんによる講談「立花宗茂 柳河への帰還」もある。

 午前10時半開会。入場無料。委員会事務局(柳川市観光課)=0944(77)8563。

※〓は「もんがまえ」に「言」

=2017/12/19付 西日本新聞朝刊=

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