筑紫女学園5位 東海大福岡38位 全国高校駅伝 [福岡県]

レースを終えて、互いに笑顔を見せる5位でゴールした筑紫女学園アンカー・市原沙南選手(右)と1区・御崎舞選手
レースを終えて、互いに笑顔を見せる5位でゴールした筑紫女学園アンカー・市原沙南選手(右)と1区・御崎舞選手
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東海大福岡2区・川添翔太選手(右)からたすきを受けて走りだす3区のキムンゲ・サイモン選手
東海大福岡2区・川添翔太選手(右)からたすきを受けて走りだす3区のキムンゲ・サイモン選手
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 京都市で24日に開催された全国高校駅伝で、県代表の女子は筑紫女学園が序盤から上位グループに食い込み、九州勢最高の5位に入賞した。男子は初出場の東海大福岡が1区で出遅れたものの、徐々に追い上げ38位だった。

■結束し2年連続入賞 筑紫女学園

 3年連続出場となった筑紫女学園は、1区でメンバー唯一の3年御崎舞主将が長野東(長野)の和田有菜選手(3年)と最後までトップ争い。上り坂に苦手意識があったが、中継所前の1キロの坂は「油山(福岡市城南区)で練習したのであまりきつくなかった」という好走ながらわずか1秒届かず、2位でたすきを渡した。

 多くの外国人留学生が走った2区は、抜きつ抜かれつの激戦に。辻田翔子選手(2年)は5位となり「トップと差を開けてしまった」と悔し涙。3区の飯島理子選手(同)は「ラスト800メートルの上り坂で勝負した」と区間5位の快走を見せ、5位を守った。

 4区の堤伶奈選手(同)は、前を行く昨年2位の西脇工業(兵庫)との差を縮めるも「後半でばててしまった」。アンカーの市原沙南選手(1年)は先輩たちの走りを見て「自分もやってやる」と不安を振り切り、ほぼ同時にたすきを受け取った立命館宇治(京都)と4位争いを繰り広げる。7秒及ばず5位でゴールしたが、待ち構えていた御崎主将と笑顔で抱き合い、昨年の4位に続く2年連続入賞の喜びを分かち合った。

 昨年の記録を8秒上回る1時間8分37秒。長尾育子監督(35)は「冷静に確実な走りをしてくれた。よく頑張った」と選手をねぎらった。

■初の夢舞台、粘りの走り 東海大福岡

 都大路初挑戦の東海大福岡は、1区の小田部真也選手(3年)が45位。「周りに流されず自分の走りをするつもりだったのに、体がついていかなかった」。2区の川添翔太選手(2年)は順位を維持し、3区のケニアからの留学生キムンゲ・サイモン選手(同)は区間12位の好走で5人抜きを果たすが「何人抜いたか覚えていない」ほど集中した走りだった。

 40位でたすきを受けた4区の守田彗登選手(3年)は順位を一つ上げ39位に。5区の石松明選手(同)は区間17位の走りをみせ、6区の小林慶選手(2年)が粘りの走りで38位に浮上。「沿道の声援が力になったが、順位は上げられなかった」と中野拓海選手(同)が2時間10分44秒でゴールした。

 田代修一監督(42)は「負けは負けとして受け止めて反省しよう。夢の舞台に連れてきてくれて、本当にありがとう」と話しながら、涙を見せた。

=2017/12/25付 西日本新聞朝刊=

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