県タレント発掘事業14年 268人が修了 [福岡県]

 「県タレント発掘事業」は全国に先駆けた取り組みとして2004年度に始まった。プログラムを受講して巣立った修了生は268人。県や競技団体、大学などでつくるタレント発掘実行委員会がまとめた16年度までの競技成績によると、36人が国際大会に出場、52人は全国大会で優勝した。事業開始から間もなく14年。修了生から初の五輪選手の誕生が期待されている。

 ジュニア世代といわれる小中学生の時期が、神経系機能や筋力・骨格が著しく発達し、運動能力の向上に重要であることに着目して始まった事業。小5~中3時にさまざまなスポーツに触れる機会を与え、自らの才能(タレント)を見つけて伸ばしてもらう狙いだ。

 受講生になるには、毎年度夏から冬にかけての3次にわたる選考会で合格する必要がある。事業の知名度向上に伴い1次選考会参加者(小4~中1)は年々増えており、本年度は約5万6千人。他学年より門戸が広い小4でも受講生は35人前後の枠しかなく、約460倍の「狭き門」だ。

 1次選考会に参加した全員に詳細な運動能力評価表を提供。本人が自らの可能性に気付いてもらう機会とすることで、スポーツへの親しみを高める効果もあるという。

=2018/01/06付 西日本新聞朝刊=

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