子育て世帯住み替え助成 福岡市 3世代同居で上乗せも [福岡県]

 福岡市は2018年度、子育て世帯が市内の中古住宅や賃貸マンションなどに住み替える場合、初期費用として最大15万円を助成する。経済的負担を減らし、より子育てしやすい広い家への住み替えを後押しする。

 対象は18歳以下の子どもがいるか、妊娠中の世帯。世帯年収が3人家族で551万2千円、4人家族で598万8千円未満が目安となる。

 市内の中古住宅を購入したり、賃貸マンションに転居したりすれば、住宅購入費、転居費用、仲介手数料、火災保険料などの合計額の半額を最大15万円まで助成する。

 さらに、子どもが3人以上の世帯や3世代同居・近居の条件を満たせば、それぞれ5万円ずつ上乗せがある。新年度に100世帯程度の利用を見込み、関連事業費約1400万円を当初予算案に盛り込んだ。4月1日以降の転居から適用する見込み。

 2013年の総務省の住宅・土地統計調査によると、市内の総住宅数は約85万4千戸で、うち入居者がいないマンションや一戸建ては約10万4500戸と12・2%に上る。人口減少が進む中、良質な既存住宅を有効活用できるよう流通を活性化させる狙いもある。

 また、市営住宅の高齢化対策の一環として、市は中学生以下の子どもを育てている世帯の募集枠を10%から20%に引き上げる。市営地下鉄の親子ペア1日乗車券(仮称)を7月から800円で販売。従来の1日乗車券より130円お得になる。

=2018/02/25付 西日本新聞朝刊=

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