LGBTを知る、もてなす 県がガイドブック発行 観光業者などに配布 [福岡県]

県が発行した「おもてなしレインボーガイドブック」
県が発行した「おもてなしレインボーガイドブック」
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 2019年のラグビーワールドカップや20年東京五輪・パラリンピックを前に、同性愛や性同一性障害など性的少数者(LGBT)に対する理解を深めてもらおうと、県はLGBTに対する配慮をまとめた「おもてなしレインボーガイドブック」を発行した。市町村や観光業者、小中学校などに配布したほか、県のホームページからダウンロードできる。

 A4判カラーで20ページ。19、20年と続くスポーツの世界大会では、県内にも世界各国から多様な性的指向の人が訪日すると見込まれる。県は主にホテルや旅館などの観光業者に、LGBTが快適に暮らしやすい環境を用意してもらうことを目的に、ガイド本を企画。作成にはLGBTについての啓発を行っている福岡市のNPO法人「Rainbow Soup」(レインボースープ)が協力した。

 ガイドブックでは「人口の5~8%はLGBTの人がいるとみられるが、偏見を恐れて周囲に伝えられない当事者は多い」と紹介。同性カップルなどに配慮し「受付に(性の多様性を表す)レインボーフラッグを飾る」「カップル向けのプランは性別に関係なく利用できるようにする」「性別を問わず浴衣の色を選べるようにする」といったサービスの見直しを提案している。

=2018/03/27付 西日本新聞朝刊=

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