福岡県内124カ所、大規模山崩れの危険性なし 緊急点検 [福岡県]

 福岡県は8日、犠牲者6人を出した大分県中津市耶馬渓町の大規模山崩れを受け、4月26日から県内で同様の土砂災害が起きる危険性がある124カ所を緊急点検した結果、大規模な崩落の危険性は確認されなかったと発表した。6カ所で局所的な斜面の形状変化などが確認されたが、現時点で大規模災害の恐れは少ないという。

 中津市の山崩れは、火山の噴出物が冷えて固まった「溶結凝灰岩(ようけつぎょうかいがん)」の岩盤が風化でもろくなったことなどが原因として指摘されていた。県は急傾斜地や地すべりの指定危険箇所のうち、溶結凝灰岩が分布する範囲で、職員らが目視や周辺住民への聞き取りをし、斜面の形状の変化や落石といった山崩れの予兆がないか点検していた。

=2018/06/09付 西日本新聞朝刊=

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