劉暁波氏追悼の集い 平和賞の中国民主化運動リーダー 一周忌の7月13日福岡市で [福岡県]

 中国の民主化運動リーダーとしてノーベル平和賞を受賞し、昨年獄中で死去した劉暁波氏=享年61=の追悼フォーラム(実行委員会主催、西日本新聞社など後援)が命日の7月13日、福岡市中央区赤坂の中央市民センターで開かれる。県内外の有志でつくる実行委員会(石井英俊委員長)は「中国に対する立場の違いを越えて、劉氏をしのび、劉氏が訴え残したものは何だったのか、どう受け継ぐかを一周忌を機に考えたい」と呼び掛けている。

 劉氏は、1989年の天安門事件で仲間と「ハンスト宣言」を発表。市民の武力弾圧に踏み切った軍と交渉し、犠牲者が最小限になるように尽力した。2008年には、言論の自由や基本的人権の尊重などを求める「08憲章」の起草で中心的役割を果たした。

 度重なる拘禁や監視に屈することなく中国で活動を続け、国家政権転覆扇動罪で服役中の10年にノーベル平和賞を受賞した。

 追悼フォーラムは、午後6時開始。余傑氏執筆の「劉暁波伝」を邦訳した作家の劉燕子氏、元熊本学園大教授の横澤泰夫氏▽台湾の人権活動家、楊憲宏氏▽ルポライターの麻生晴一郎氏▽中央大准教授の及川淳子氏▽ノンフィクション作家の浦辺登氏-が講演する。劉暁波氏と妻の劉霞氏の詩の朗読もある。

 資料代千円。実行委は来年以降も命日の追悼行事を続ける方針。

=2018/06/20付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞のイチオシ [PR]

西日本新聞のイチオシ [PR]