復興のシンボル「巨大壁画」完成 原鶴温泉 九州豪雨1年 [福岡県]

入浴客や三連水車、カッパなどを描いた原鶴温泉の巨大壁画
入浴客や三連水車、カッパなどを描いた原鶴温泉の巨大壁画
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 朝倉市の原鶴温泉で、温泉街玄関口に巨大壁画が完成した。昨年の九州豪雨で一時集客が落ちた原鶴温泉に復興のシンボルの一つとして壁画が誕生したことで、同温泉旅館協同組合は「にぎわいのきっかけにしたい」と話している。

 壁画は横29.4メートル、縦6.3メートル。福岡市方面から車で原鶴温泉を訪れる人が通る道路沿いの建物の壁面に描かれている。原鶴を象徴する温泉の入浴の様子や鵜(う)飼い、花火、筑後川のカッパのほか、朝倉市名物の三連水車やフルーツなどが描かれている。

 制作したのは障害福祉サービス事業所JOY倶楽部(福岡市)を拠点にアート活動を行う「アトリエブラヴォ」の障害者ら。メンバーは「これまで携わった作品で一番大きい。朝倉を絵の中に詰め込んだ」。一般の参加も呼び掛け、のべ約190人が5月末から描いた。同温泉旅館協同組合の林恭一郎副組合長(43)=旅館「泰泉閣」社長=は「壁画をバックに写真を撮ってもらえるとうれしい。第2弾の壁画も検討中」と完成を喜んでいる。

=2018/06/26付 西日本新聞朝刊=

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