「性犯罪多発県」の汚名返上へ 県警が専門チーム 夏のパトロール強化 [福岡県]

藤林信康生活安全部長(手前)から訓示を受ける性犯罪バスターズのメンバーたち
藤林信康生活安全部長(手前)から訓示を受ける性犯罪バスターズのメンバーたち
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 県警は2日、性犯罪対策専門チーム「性犯罪バスターズ」を初めて結成した。性犯罪は夏に増える傾向があるため、8月末まで期間限定で活動する。福岡県は性犯罪の発生率が全国でも高く、街頭でのパトロールや啓発に力を注ぐことで、被害を減らしたい考えだ。

 警察官6人とパトカー3台で構成。生活経済課やサイバー犯罪対策課など生活安全部の全6課の警察官が日々入れ替わって活動し、期間中延べ246人を動員する。道路や公園、駐車場など人通りが少ない場所で歩いている女性らに注意を呼び掛ける。

 県警本部で行われた出発式で、藤林信康・生活安全部長は「悲惨な性犯罪を防ぎ、『性犯罪多発県』の汚名を返上してほしい」と訓示した。県警によると、県内の昨年の性犯罪認知件数は411件で、人口10万人当たりの件数は8年連続で全国ワースト2位。今年は5月末現在143件。前年同期に比べ15%増えている。

=2018/07/03付 西日本新聞朝刊=

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