家屋、道路被害相次ぐ 県内に記録的大雨 小中学校406校休校 [福岡県]

福岡市営地下鉄大濠公園駅近くで、冠水した歩道を通る人たち=6日午後5時40分すぎ
福岡市営地下鉄大濠公園駅近くで、冠水した歩道を通る人たち=6日午後5時40分すぎ
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 記録的な大雨が降った6日の県内は、土砂崩れや家屋の浸水、道路の冠水が相次いだ。河川の氾濫や土砂災害の危険が高まり、避難指示の対象は17万世帯を超え、約38万人になった。

 県の午後6時時点のまとめによると、北九州市門司区で土砂崩れに遭った60代の夫婦2人と連絡が取れなくなっている。飯塚市では国道201号が陥没し、男性2人がけが。那珂川町で全壊した家屋の中にいた1人と、北九州市で避難中に転倒した70代の女性1人がけがをした。

 家屋の被害は158件。住家の全壊は那珂川町で1件、一部損壊は北九州市などで15件。住家の床上・床下浸水は北九州市を中心に139件が確認された。

 道路の被害は172件。冠水は福岡市、直方市、苅田町など138件で広範囲に及ぶ。崖崩れは県全域で303件発生した。

 市町村は河川の氾濫や土砂災害に備え、住民に避難指示や避難勧告を出した。避難指示の対象は午後6時時点で、24市町村の17万3040世帯、37万9846人に上る。朝倉市、東峰村でも避難指示が出た。

 学校も登下校の安全に配慮し、北九州市、宗像市、大野城市などの小中学校406校が休校した。北九州市で7日に開催する予定だった「クールジャパン推進会議」が中止になるなど、イベントの中止や延期も決まった。

=2018/07/07付 西日本新聞朝刊=

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