世界の技術で「鷹の祭典」勝利へ 「レクサス」熟練工が特製ヘルメットを塗装 [福岡県]

つややかな黒に金ラインのヘルメットを一つ一つ塗装するトヨタ自動車九州の熟練工
つややかな黒に金ラインのヘルメットを一つ一つ塗装するトヨタ自動車九州の熟練工
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 世界の技術で鷹の勝利を後押しだ。9日から始まるプロ野球ソフトバンクホークス「鷹の祭典2018」を前に、トヨタ自動車九州(宮若市)の熟練工が特製ヘルメットの塗装に励む。

 通常は高級車「レクサス」を塗装する熟練工たちが「ものづくりで地元球団に貢献しよう」と、特製ヘルメット計141個を担当する。球団指定色は光沢のある黒に輝く金の縁取り。曲面が多いヘルメットに20~30マイクロメートル(1マイクロメートルは1ミリの千分の1)の厚さで均質に塗料を重ねるのは、熟練工にしかできない技だ。

 塗装歴30年の村上智治さん(49)は「塗装は化粧と同じで、下地がすべてという先輩の言葉を思い出した。魂込めました」と鏡のようにつややかなヘルメットを眺めた。職人の技と思いが、最高に熱い鷹の夏を連れてくる。

=2018/07/08付 西日本新聞朝刊=

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