ギャンブル依存患者支え合う 家族の会福岡支部発足へ [福岡県]

 パチンコや公営ギャンブルなどの賭け事に依存する患者の家族が集うNPO法人「全国ギャンブル依存症家族の会」(東京)の福岡支部が22日、発足する。月に1回程度、久留米市で会合を開き、依存症の勉強会のほか、患者の就労支援や児童生徒向けの予防教育に取り組む。会の支部は長崎、佐賀両県に続き九州で3カ所目。

 福岡支部の代表世話人は、家族の会メンバーの村田磨美さん(53)=久留米市東和町。村田さんの息子(23)は学生時代、パチスロに熱中し、友人から借金するほどのめり込んだ。本人を説得して医療機関を受診させると、ギャンブル依存症と診断された。「借金を肩代わりしたこともありました」(村田さん)

 昨年10月、家族の会に参加し、悩みを打ち明けてきた。「息子との関係性を見直すことができた。当事者だから分かることもあり、悩んでいる人を救えることもある。1人で悩まないでほしい」と村田さんは呼び掛けている。

 22日は午後7~9時、久留米シティプラザで初会合を開き、自由に語ってもらう。参加費千円。

=2018/08/21付 西日本新聞朝刊=

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