高卒求人倍率2.45倍、過去最高水準 福岡労働局7月末 「人手不足と求職者減が影響」 [福岡県]

 福岡労働局は来春卒業予定の県内の高校生に対する7月末時点の求人倍率が、前年同月比0・34ポイント増の2・45倍になったと発表した。1987年度の調査開始以来、最高の水準。同局によると、求人数が1万7668人に上り、前年同月比15・6%増と大幅にアップ。その一方で求職者数は同0・3%減の7216人にとどまり、求人倍率を押し上げた。

 福岡労働局職業安定課は「なかなか人手が確保できず、各業界が高校新卒者も視野に入れているのだろう」と分析。少子化による求職者数の減少も影響しているとみている。発表は8月31日。

 求人が好調な分野は、製造業の4211人(同15・4%増)、卸売・小売業の3125人(同18・9%増)、建設業の2825人(同22・3%増)などで、多くの産業が求人を増やしている。

 地域別の求人倍率は、トップの福岡地域が3・92倍(同0・59ポイント増)。筑後地域は1・84倍(同0・17ポイント増)、北九州地域は1・77倍(同0・21ポイント増)、筑豊地域は1・66倍(同0・37ポイント増)だった。

 次回は9月末時点の求人倍率を取りまとめる予定。以後、来年3月までは毎月、状況を集約し公表する。同課は「これから、例年の水準を上回る求人が出てくることも考えられる」としている。

=2018/09/04付 西日本新聞朝刊=

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