駐コートジボワール大使に就任 豊前市出身の倉光さん抱負 「日本との関係強化推進を」 [福岡県]

駐コートジボワール大使に就任した倉光秀彰さん
駐コートジボワール大使に就任した倉光秀彰さん
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 7月に駐コートジボワール大使に就任した外交官の倉光秀彰さん(60)=豊前市出身=が今月下旬、日本から約1万4千キロ離れた現地に赴任する。サッカーで活躍したドログバ選手やチョコレートの原料になるカカオ豆の生産地として知られる国に赴くのを前に「アフリカ勤務は初任地の中央アフリカ以来、33年ぶりになる」と笑顔を見せた。

 豊富な天然資源を有し、人口増加とともに経済成長と市場拡大が期待されるアフリカは「最後のフロンティア(未開拓地)」として世界が注目する。近年では中国がインフラ整備の投資を積極的に進め、影響力を強めているが「アフリカ諸国との関係は一朝一夕に築けない。日本との関係強化が大きなプラスになると理解してもらえるよう、アフリカ開発会議(TICAD)などの取り組みを前線に立って推進する」と話す。

 県立京都高校を卒業後、鹿児島大に進学。英語サークルに入ったことをきっかけに海外への興味が膨らみ、外交官を目指した。入省後はフランス語を学び、フランスや韓国の大使館、国連教育科学文化機関(ユネスコ)日本政府代表部などで働いた。

 「具体的な目標を示すことでいろんな情報が集まってくる。コートジボワールでも現場に立ち、目標を提示してやっていきたい」と語った。

=2018/09/08付 西日本新聞朝刊=

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