朝倉の柿、学生が和菓子に 中村学園大の3人、苦境の産地を応援 ヨーグルト風味「どらもち」発売 [福岡県]

朝倉市産の柿を使った和菓子を開発した中村学園大の3人
朝倉市産の柿を使った和菓子を開発した中村学園大の3人
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どらもち(朝倉産柿ヨーグルト風味)
どらもち(朝倉産柿ヨーグルト風味)
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 中村学園大流通科学部(福岡市城南区)の女子学生3人が、朝倉市で収穫された柿を使った和菓子「どらもち(朝倉産柿ヨーグルト風味)」を、菓子メーカー石村萬盛堂(博多区)と共同で開発した。中央区六本松4丁目の複合施設「六本松421」にある同社の店舗「善太郎商店」で31日まで限定販売している。

 朝倉市特産の柿は、生産者の高齢化や若者の果物離れに加え、昨年の九州豪雨で畑が被災し、苦境にある。このため、JA筑前あさくらが、流通科学部の手嶋恵美准教授に、消費拡大のため柿を使った食べ物を開発できないか相談した。

 手嶋准教授が、商品開発をする学生を募ると、4年の長野悠さん(21)、米山穂奈実さん(22)、田上久美子さん(21)が手を挙げた。手嶋准教授が石村萬盛堂に協力を依頼し、今年4月から開発が始まった。

 3人は、もちもちした食感の同社のどら焼き「どらもち」に、ドライフルーツの柿を入れることにした。クリームチーズ、小豆バター、黒ごまペーストなど合う食材を探った末、ヨーグルトパウダーに行き着いた。「ヨーグルトのさわやかな酸味が柿に合います」とと長野さん。歯ごたえのある柿に白あんが絡む。1個180円。

 田上さんは「大学で勉強した成果が出せた」と充実した表情。米山さんは「柿のへたの形の焼き印を押しています」とほほ笑んだ。

 善太郎商店=092(406)4038。

=2018/10/01付 西日本新聞朝刊=

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