自動運転サービスみやまで再度検証 住民移動や農産品の出荷 [福岡県]

実証実験の自動運転車両に乗り込む関係者
実証実験の自動運転車両に乗り込む関係者
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 車の自動運転サービスの実証実験が2日、みやま市山川町で始まった。国土交通省による2月以来の実験で12月21日までの50日間、住民の移動や農産品の出荷に活用し実用化への課題を検証する。

 同省によると、道路に埋設した電磁誘導線から磁力を感知して自動走行する仕組みで、6人乗り電気自動車(EV)を使用。同市山川支所を拠点に中山間地域の伍位軒(ごいのき)地区を結ぶ片道最大6キロを走行する。最高速度は12キロ前後。新たに国道443号を通るルートを設定し、安全性や他の車に与える影響も検証するほか、電気代相当の1回20円を徴収し、事業として成り立つかどうか確認する。

 12カ所の停留所を設け、当面は定時運行で1日3往復。けん引車を使ってミカンも運ぶ。乗車した松嶋盛人市長は「高齢者の移動手段の確保につながれば」と期待を込めた。

=2018/11/03付 西日本新聞朝刊=

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