ライバルは梅ケ枝餅!? 筑紫神社土産にサブレ 氏子要望で開発、26日に試食会 [福岡県]

「おがたまのごまサブレ」を持つ味酒安志宮司(中央)。左は担当の安藤早弥花さん、右は提案した赤司孝子さん
「おがたまのごまサブレ」を持つ味酒安志宮司(中央)。左は担当の安藤早弥花さん、右は提案した赤司孝子さん
写真を見る

 千年以上の歴史がある筑紫野市原田の筑紫神社(味酒安志宮司)が、土産物として初めて菓子を販売する。氏子の提案で実現し、地元の麺つゆ・だし製造販売「味の兵四郎(ひょうしろう)」が手掛けたごま味のサブレ。26日に試食会を開き、年明けの元日から販売する。

 創建年こそ不明だが、平安時代にまとめられた「延喜式」にも掲載された由緒ある神社。だが、太宰府天満宮(太宰府市)の梅ケ枝餅のような、菓子など名物の土産品はなかった。

 長く氏子総代を務めた赤司泰祐さん(故人)の妻、孝子さん(77)が数年前から、神社と味の兵四郎に「新しい土産を作りませんか」と要望。今年7月、地域貢献も兼ねて同社が取り組み始めた。

 素材には15年ほど前から栽培に力を入れている米を使い、白と黒のごまをあしらったサブレに仕上げた。四つの正方形を組み合わせた筑紫神社の神紋をかたどったデザインで、境内の神木にあやかり「おがたまのごまサブレ」と命名。8枚入り1パックを600円で販売する。

 担当した味の兵四郎の安藤早弥花さん(23)は「最近は小麦アレルギーの人も多く、みんなが菓子で笑顔になれるよう米粉を使った」と説明した。

 26日午後2時から神社で開催する試食会は、誰でも自由に参加できる。味酒宮司(58)は「菓子をきっかけに、神社や地域に多くの人が関心を持ってほしい」と話した。

=2018/11/23付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞のイチオシ [PR]

西日本新聞のイチオシ [PR]