早世の漫画家、三隅健さんを語る 出身の大牟田市で2月3日 映画監督、詩人が対談 [福岡県]

三隅健さんの世界を語るトークショーのポスター
三隅健さんの世界を語るトークショーのポスター
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 大牟田市出身の漫画家、三隅健(たけし)さんが2008年に34歳で亡くなってから10年が経過したのを機に、三隅さんが描いた独特の世界観を語るトークショーが2月3日、同市の市立図書館(カルタックスおおむた)で開かれる。大牟田を舞台に今春から撮影が始まる映画「いのちスケッチ」の瀬木直貴監督と、地元出身の詩人道山れいんさんが対談し、三隅さんの作品の魅力を解き明かす。会場には作品の原画も展示される。

 三隅さんは大牟田高を卒業後、漫画家を志し、福岡市の専門学校を経て1998年に上京。2002年に帰郷後も描き続け、08年7月には月刊漫画雑誌の新人賞を受賞したが、そのわずか5カ月後に急逝した。10年2月に出版社や親族により、三隅さんが夢見た初めての作品集「ムルチ」(小学館)が刊行された。

 瀬木監督と道山さんは、三隅さんの作品のファンという。特に「いのちスケッチ」の主人公は漫画家を目指した大牟田の青年という設定で、三隅さんを連想させる。道山さんは映画のタイトル「いのちスケッチ」の考案者でもある。

 瀬木監督は「三隅さんは素晴らしいアーティストだと思う。大牟田出身の漫画家はほかにも多く、地元の宝といえる人材に多くの人たちが目を向けるきっかけにしたい」と来場を呼び掛けている。

 主催は瀬木監督の事務所「ソウルボート」で、大牟田市立図書館が協力。トークは午後2時からと同4時からの2回あり、各回先着40人。原画展は同1~5時。いずれも入場無料。問い合わせはソウルボート=03(5577)4502。

=2019/01/23付 西日本新聞朝刊=

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