偽電話詐欺被害6億7000万円 昨年の県内 県警「警戒緩めずに」 [福岡県]

 県警は24日、昨年1年間に県内で偽電話詐欺を359件認知し、被害額は6億6745万円に上ったと発表した。前年比238件減で、被害額は4億7518万円減った。予防啓発や金融機関の窓口などで職員らが見破る“水際作戦”で、過去10年で最悪だった昨年より大幅に減少したが、県警は「依然として被害は多い。警戒を緩めないでほしい」と話している。

 手口別で多いのは、有料サイトの利用料金などを電子マネーで請求する「架空請求詐欺」で174件(被害額3億8786万円)、息子や孫を装う「オレオレ詐欺」が144件(同2億2191万円)。オレオレ詐欺の被害者の98%は65歳以上で、大半が女性だった。

 融資に必要な保証金などの名目で現金を振り込ませる「融資保証金詐欺」は30件(同3401万円)。前年比14件増、被害額も2022万円増えた。

 県警は、昨年1年でこうした詐欺事件に関与したとして58人(12人減)を摘発。金融機関やコンビニで詐欺を未然に防いだのは617件で、額にして4億1040万円に上った。

 警察官などを装ってキャッシュカードを盗み、現金を引き出す窃盗事件は別に集計しており、37件(同5663万)の被害があった。

=2019/01/25付 西日本新聞朝刊=

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