柔道日本の井上康生監督が刑務官ら激励 福岡刑務所 [福岡県]

刑務官の仕事について説明を受ける井上康生さん(左)
刑務官の仕事について説明を受ける井上康生さん(左)
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 柔道男子日本代表の監督で、シドニー五輪100キロ級金メダリストの井上康生さんらが4日、学生時代に柔道で一緒に汗を流した後輩刑務官らを激励しようと、宇美町の福岡刑務所を訪問した。

 井上さんは東海大出身。同大柔道部出身の刑務官が多く勤務することから、初めて訪問が実現した。同大教授で柔道部の監督も務める上水研一朗さんと一緒に、施設内の作業場や面会室の様子、受刑者に指示を与える刑務官らを視察した。

 九州最大規模の同刑務所では、約390人が交代で勤務している。エックス線など設備が充実した医務室では、職員が「簡単な手術も行え、刑務官も付き添う」などと説明し、井上さんらは熱心に聞き入っていた。

 上水さんは「学生時代よりも頼もしくなった姿を見られてうれしい」。井上さんは「罪を犯した人を更生させるのは難しく重要な仕事。柔道で培った信念を持って頑張ってほしい」とエールを送った。

=2019/03/06付 西日本新聞朝刊=

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