「未来の運動会」作ろう スマホ、ドローン…テクノロジー活用、新種目考案 [福岡県]

イベントの事前打ち合わせで、さまざまな機材を持ち寄って運動会に向けた構想を練る関係者たち
イベントの事前打ち合わせで、さまざまな機材を持ち寄って運動会に向けた構想を練る関係者たち
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 最新のテクノロジーを活用した運動会の種目や出し物を自分たちで考案し、実際に競技するイベント「未来の福岡の運動会」が16、17日、福岡市南区塩原の九州大大橋キャンパス体育館で開かれる。同様のイベントは2015年に山口県で始まった。今年2月には東京・渋谷で「未来の渋谷の運動会」も開かれたが、福岡では初。九州大未来デザイン学センター主催で、参加者を募集している。

 イベントは、大玉や紙、棒など従来の運動会で使われてきた道具だけでなく、スマートフォンやコンピューター、小型無人機ドローンなど最先端の情報通信機器も含めた、あらゆる物を使用するのが特徴。

 例えば、これまで他県で実施された種目のうち「フォトいいね競争」は、運動会の写真をソーシャルメディアに投稿し「いいね」の数を争う競技。運動会の記録撮影を同時に行い、運動会の現場に参加できない人も巻き込めるという。

 主催者の1人で九州大大学院芸術工学研究院の松本祐典さん(39)は「テクノロジーが進化する中、運動会は決まった種目に取り組むことがほとんど。現代に合うように皆で考え、種目を『デザイン』することで環境を変えられる。そうした考え方や行動が身近に広がることで未来がもっと楽しくなるのでは」と話す。

 開催に向け、松本さんら十数人が1月から事前打ち合わせを重ねており、メンバーは「参加者と一緒にアイデアを出し、身の回りにある物が使い方次第でスポーツになることを実感できる未来志向の運動会にしたい」と意気込む。

 開催日程は、16日午前9時~午後7時と17日午前9時~正午が「競技づくり」で、ゲームデザイナーやプログラマーらと一緒に新種目や出し物を考える。定員30人で、対象は小学5年生以上。参加費千円。

 17日午後1~5時が、新たに考案された競技を実際に楽しむ運動会に充てられる。定員150人で、対象は小学生以上。参加費500円。参加希望や問い合わせなどは電子メール=mirai.fukuoka.undokai@gmail.com=へ。

=2019/03/11付 西日本新聞朝刊=

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