県内エイズ患者33人 18年集計過去2番目の多さ HIV感染者は39人に [福岡県]

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 県は、2018年に県内の医療機関から新たに報告されたエイズウイルス(HIV)感染者と、発症したエイズ患者の合計が前年より6人減の72人だったと発表した。このうちエイズ患者は、現在の集計方法になった1999年以降で2番目に多い33人。HIV感染者は39人だった。

 年代別でみると、HIV感染者は20代が17人と最も多い。エイズ患者は50代以上の12人が最多だった。性別では男性66人、女性6人。

 県によると、県内はエイズ患者の割合が全国に比べて高く、HIV感染に気付かずに日常生活を送っている人が多いとみられる。県内の保健所ではエイズ相談とHIV抗体検査を無料、匿名で実施しており、18年の相談件数は6374件(前年比864件減)、抗体検査数は6051件(同306件増)だった。

 HIVは感染しただけではほとんど症状が出ない。早期発見で治療を続ければ、感染前と変わらない生活を送れるという。県の担当者は「感染の不安がある人は早めに抗体検査を受けてほしい」と呼び掛けている。

=2019/03/18付 西日本新聞朝刊=

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