農家の顔見える直売10年 朝倉の「三連水車の里」、22日から感謝祭 [福岡県]

「三連水車の里あさくら」開館10周年感謝祭をPRする桜木和弘館長
「三連水車の里あさくら」開館10周年感謝祭をPRする桜木和弘館長
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 朝倉市山田の農産物直売所「三連水車の里あさくら」が今月末に、開館10周年を迎える。生産者が分かるシステムを導入し、安全な野菜にこだわっているだけでなく、近くの国史跡「三連水車」と同じ大きさの電動水車や芝生広場もあり、市民らの人気スポットとなっている。22、23日には10周年感謝祭があり、桜木和弘館長(59)は「生産者や消費者のおかげで10周年を迎える。今後も安心、安全、リーズナブルをモットーに運営していきたい」と話している。

 直売所は旧朝倉町が2005年度に着工し、合併後、朝倉市が事業を引き継いだ。07年4月28日にオープンし、指定管理者として株式会社「三連水車の里あさくら」が運営している。出荷者は約530人で、16年度の売り上げは7億7300万円。累計来館者は544万人に上る。

 「生産者の顔が見える農業」を目指し、オープン当初から、館内にある専用の機械で、生産者の氏名や顔写真、肥料の散布時期などが分かる生産履歴開示システムを導入。昨年度からはスマートフォンでも栽培履歴を確認できる仕組みをつくり、野菜によってはレシピを紹介している。生産者の高齢化に対応するため、出荷を同社が代行する取り組みを本年度から本格的に進めている。

 感謝祭は両日午前10時から。新タマネギの詰め放題(200円)、地元産野菜を使った郷土料理「くずかけ」の販売(100円)、もちまきなどがある。同あさくら=0946(52)9300。

=2017/04/21付 西日本新聞朝刊=

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