アフガンが倣う山田堰視察 ペシャワール会、現地スタッフ [福岡県]

山田堰を視察した中村哲医師(左)や現地スタッフら
山田堰を視察した中村哲医師(左)や現地スタッフら
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 アフガニスタンで用水路建設など復興支援に取り組む非政府組織「ペシャワール会」(福岡市)の現地代表・中村哲医師と現地スタッフ3人が21日、朝倉市を訪れ、江戸時代築造のかんがい施設「山田堰(ぜき)」を視察した。

 山田堰は同会がアフガンに建設した取水口のモデル。国際協力機構(JICA)が「日本の技術を見て、現地で役立ててほしい」と技術者を招いた。

 現地スタッフは医師やエンジニアで、視察にはペシャワール会の国内のメンバーらを含む約50人が参加。施設を管理する山田堰土地改良区の徳永哲也理事長が、川の流れに対し、斜めに石を組むことで水圧を逃がし、水位が変わっても安定した取水が可能な「斜め堰」の技法や歴史を紹介。中村医師は「実際に見ることで構造が具体的に分かる。モチベーションを高め、今後の活動に生かしてほしい」と話した。

=2017/04/22付 西日本新聞朝刊=

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