放置自転車、市中心部「全域」禁止に 福岡市「西中洲・春吉」を追加 [福岡県]

西中洲の路上に放置された自転車やバイク=17日
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 福岡市は17日、中央区西中洲と春吉2、3丁目、渡辺通5丁目の一部の「西中洲・春吉地区」を6月1日から、新たに自転車放置禁止区域に指定すると発表した。これにより、市中心部のほぼ全てが禁止区域に指定されることとなり、放置自転車の取り締まりが厳しくなる。

 禁止区域は市自転車放置防止条例に基づく指定。通常、放置自転車は発見から3日後に撤去されるが、禁止区域では市職員が見つけ次第、撤去することになる。隣接する「天神駅周辺」「渡辺通駅周辺」「中洲川端駅周辺」の各地区は1991~2014年に指定されていたが、西中洲・春吉は見送られていた。

 市によると、那珂川を挟んだ「中洲川端駅周辺」指定後、西中洲・春吉の放置自転車は倍増。住民や飲食店から苦情が寄せられていた。また市は、細い路地が入り組む西中洲地区を石畳にして、街歩きのスポットにする計画も進めており、放置自転車を減らす必要があると判断した。

 地域からは歓迎の声が上がる。西中洲で飲食店を構える中川敏行さん(64)は「送迎用のタクシーや自動車で来るお客さんたちが困っていた」。市の担当者は「放置自転車のため救急車が通れなかった例もある。ルールを守ってもらえるようにしたい」と呼び掛ける。

=2017/05/18付 西日本新聞朝刊=

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