「戦争遺跡」を20人巡る 博多区でフィールドワーク [福岡県]

旧十五銀行跡(現博多座)前で説明を聞く参加者
旧十五銀行跡(現博多座)前で説明を聞く参加者
写真を見る

 2千人を超える死傷者を出した福岡大空襲(1945年6月19日)から72年になるのを前に、戦争遺跡を巡るフィールドワークが18日、福岡市博多区であった。約20人がかつて焼け野原になった街並みを歩いた。

 戦争の悲惨さを知ってもらおうと市民団体「平和のための戦争展ふくおかを成功させる会」が主催し、今年で6回目。冷泉公園にある戦没者慰霊碑の前で黙とうした後、近くの博多座に移動。主催者が、当時、この地にあった旧十五銀行の地下室で、避難者63人が犠牲になったと説明すると、参加者は悲惨さに口を覆い、驚きの声を上げた。

 その後、戦没者を慰霊する地蔵を見たり、地域の住民から戦時中の体験談を聞いたりし、公民館では被災者の証言を集めた映像を見た。

=2017/06/19付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞のイチオシ [PR]

西日本新聞のイチオシ [PR]