数値化や深呼吸など 「怒り」の対処法学ぶ [福岡県]

自分が怒ったときの表情を風船に描く女の子
自分が怒ったときの表情を風船に描く女の子
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 怒りの感情と上手に付き合う技術「アンガーマネジメント」を親子で学ぶ講座が11日、福岡市中央区の市立中央児童会館であった。午前の部には親子連れ25人が参加。怒りの度合いを10段階で数値化するなど、冷静になる対処法を学んだ。

 親子が触れ合う時間の長い夏休みに合わせ、家庭でイライラを募らせないようにと、日本アンガーマネジメント協会九州支部が企画した。九州7県と山口県、沖縄県で一斉に実施。保護者と子どもが二つの会場に分かれ、同支部の会員が講師となって対処法を伝えた。

 保護者向け会場では、参加者が最近怒った出来事を考えた。大半が夫や妻、子どもに向けた怒りで、講師の女性は「身近な人が相手になるほど、怒りは強くなる」と指摘。気持ちを落ち着かせるには、自分の怒りを10段階でとらえる「怒りの温度計」を考えれば有効と説明した上で、「数値化すれば客観的に考え、頭を冷やすきっかけになる」と紹介した。

 子ども向け会場では、怒ったときの表情や体の変化を子どもたちが風船や紙に描いた後、深呼吸をして気持ちを落ち着かせる練習をした。家族で参加した粕屋町の小学1年男児(6)は「あまり怒らないようにしたい」と話していた。

=2017/08/13付 西日本新聞朝刊=

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