西日本新聞電子版 1周年記念プレゼント

激戦福岡2区前哨戦過熱 自民現職、民進元職3度目対決へ 衆院選前に集会や街頭演説 [福岡県]

立候補予定者の決意表明に集まった支援者たち。臨戦ムードが高まる
立候補予定者の決意表明に集まった支援者たち。臨戦ムードが高まる
写真を見る

 10月実施の公算が大きい衆院選で、福岡都市圏の最激戦区と目されているのが福岡2区(福岡市中央区、南区、城南区)だ。現時点で自民現職、民進元職、共産新人が立候補を予定しており、特に自民と民進の2人は3度目の直接対決となる。衆院解散前の日曜日となった24日もそれぞれが集会や街頭でマイクを握り、前哨戦が過熱した。

 自民の鬼木誠氏と民進の稲富修二氏は2012年、14年の衆院選で相対し、いずれも鬼木氏が勝ち上がった。しかし、2人の票差は約3万7千票、約1万9千票と縮まっており、今回も接戦が予想されている。

 「絶対に1位じゃないと、2位じゃダメなんです。一緒に勝利まで歩いて頂けないでしょうか」。稲富氏はこの日午前、中央区の市中央市民センターに支援者約100人を集め、一足早い決意表明を行った。

 前回の落選直後から、2区内をこまめに歩いてきた稲富氏。「東京五輪後の21年まで『1強の政治』でいいのか。それが問われる選挙だ」と畳みかけ、選挙対策本部の事務局長を務める田中慎介市議も「この時期の解散は私どもにとって望むところ」と臨戦ムードを盛り上げた。

 これに対し、鬼木氏陣営は午前、中央区のホテルで県議と市議が鬼木氏の名前を冠した「誠和会」の会合を開き、始動。鬼木氏は「相手に勢いがあるとの分析もある。野党候補者が一本化した場合は、なお危ない」と危機感をあらわにした。選対本部長に就任した山崎拓・党元副総裁も「地域に入り、丹念に積極的に支援者を回れ」と指示を飛ばしたという。

 午後から鬼木氏は中央区で街頭演説に臨み、政策パンフレットを通行人に配りながら「環境政務官として、福岡でも深刻なPM2・5の抜本対策に取り組み、中国政府とも協力を求める交渉を重ねてきた」と、政権与党メンバーとしての実績を訴えた。

 共産新人の松尾律子氏も市議らと午後、中央区の薬院駅前に「『野党共闘』でチェンジ!」などのメッセージが入ったのぼりを立てて支持を訴えた。「森友、加計学園の疑惑にふたをする解散は党利党略だ。憲法9条と平和、暮らし、福祉を守る政治に変えよう」と語り掛けた。

=2017/09/25付 西日本新聞朝刊=

→電子版1周年記念!1万円分賞品券やQUOカードが当たる!!

西日本新聞のイチオシ [PR]

西日本新聞のイチオシ [PR]