太宰府を「どんな街に」新成人の思いは 若者団体がインタビュー企画 式典会場で [福岡県]

昨年の衆院選の際にNPO法人ドットジェイピーのインタビュー企画に応じた若者
昨年の衆院選の際にNPO法人ドットジェイピーのインタビュー企画に応じた若者
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 7日にある太宰府市の成人式会場(市中央公民館)で、若者グループが新成人に「どんな街にしたいか」などを問うインタビューを企画している。前市長失職に伴う市長選の投開票(28日)まで3週間。政治に向けての思いを発信することで新成人らに選挙に関心を持ってもらい、投票率を押し上げることが狙いだ。

 企画しているのは、NPO法人ドットジェイピー福岡支部。本部は東京にあり、全国に25支部(スタッフ総数は大学生約500人)を持つ。福岡支部のスタッフは九州大や西南学院大、北九州市立大、福岡女子大などの学生23人で、代表は北九大3年の黒岩大輝さん(21)。

 筑紫野市出身の黒岩さんが活動を始めたきっかけは2年生の夏休み、地元市議事務所でインターンシップを経験したことから。「有意義だった。もっと自分を高めたい」と支部に関わり始めた。そして今回、支部の仲間と市長選を控えた太宰府を活動の場に選んだ。

 NPOの最大の目的は「若年投票率の向上」で、そのための手法がインタビュー企画「マチスキ!」だ。今回は取材対象の新成人に、ホワイトボード(横約30センチ、縦約25センチ)に(1)私の理想の太宰府市(2)政治家に求めること-の2点について書いてもらう。その写真をNPOのフェイスブックで発信。同じ若者に見てもらうことで、政治への関心度アップも図りたい考えだ。

 福岡支部はこの企画を昨年の衆院選でも実施したが、地方自治体の首長選では初めて。当日はスタッフ5人でインタビューするという黒岩代表は「政治が大事なことと思ってはいるけど、具体的に何をしたらいいか分からない若者が多いと感じる。一緒に政治を考えたい」と語る。

 昨年12月にあった太宰府市議選の全体投票率は42・18%、うち20代は19・45%と低調だった。黒岩さんたちは28日に市長選と市議選がある糸島市でも、8日の成人式会場で同様の企画を行う。

=2018/01/07付 西日本新聞朝刊=

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