水道、体調寒さ対策万全に [福岡県]

九州豪雨で壊れた家屋なども雪で覆われた=朝倉市杷木志波
九州豪雨で壊れた家屋なども雪で覆われた=朝倉市杷木志波
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JR原田駅前にある旅人の像もちょっぴり寒そう=筑紫野市原田
JR原田駅前にある旅人の像もちょっぴり寒そう=筑紫野市原田
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九州豪雨で被災した水田などを覆う雪を背にした三連水車=朝倉市菱野
九州豪雨で被災した水田などを覆う雪を背にした三連水車=朝倉市菱野
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 今シーズン一番の寒波が福岡都市圏を襲っている。暖房器具・燃料の備えを確認するのはもちろんだが、忘れがちなのが2年前、福岡都市圏で漏水が相次いだ水道管の凍結対策。体調管理とともに、すぐに対応できることをまとめた。

●水道管●

 気温が0度を下回ると、露出した水道管は凍結や破裂の可能性が高まる。九州が記録的な寒波に見舞われた2016年1月には、福岡都市圏の各地で水道管が凍結し、漏水が相次いだ。

 福岡市水道局によると、注意が必要なのは気温が低い屋外の日陰や、寒風が当たりやすい北側の水道管。対策としては、水道管に市販の保温チューブを巻いたり、地中などにあるメーターボックスに布や新聞紙を詰めたりするのが効果的だ。夜中に急激な冷え込みが予想される場合は、就寝前に太陽熱温水器や湯沸かし器の水を抜いておくことも忘れずに。

 もし水道管が凍結したら、管にタオルをかぶせて、ぬるま湯をゆっくりかける。熱湯は破裂を招く原因になるので注意が必要。

●体調管理●

 福岡市南区の「木村専太郎クリニック」院長の木村専太郎さん(79)によると、常に体を温めることに加え、飲食物も気にかけることが大切という。

 外出時に便利なのは使い捨てカイロ。腰やふくらはぎ、足裏を温める。肌に直接貼ると低温やけどになる可能性があるので、貼る時は必ず下着や靴下などの上から。帽子やネックウオーマーを着用するのも効果的。帰宅後に紅茶を飲むことも風邪予防につながる。

 室内では、エアコンの設定温度を高くしすぎず、20~24度が望ましい。加湿器を利用したり、水を含んだタオルを置いたりして、適切な湿度を保つように気を付ける。

 就寝時の30分~1時間ほど前にホットミルクを飲み、風呂で体を温めてから寝るのがいい。湯船には頭を洗ってから。脳貧血を起こしにくくするためだ。30分以上つかるなら、湯の温度は38~40度に。就寝時は靴下、タオルを巻いた湯たんぽで温かさを持続させることができる。

 風邪予防にはビタミンCが重要。万が一ひいた場合は、肉や魚などでタンパク質を摂取し、免疫力を付けたい。

   ◇    ◇

 福岡市は2月末まで、インフルエンザが重症化しやすい高齢者の予防接種費用を助成している。市民の自己負担額は1500円。接種できる医療機関(要予約)は、市保健予防課や市のホームページなどで確認できる。市保健予防課=092(711)4270。

■交通情報にも注意を

 公共交通機関は12日にかけて運行が乱れた場合に備え、ホームページ(HP)などで最新の情報を確認するよう呼び掛けている。

 JR九州はHPの「運行情報」に掲載。アプリを使えば、路線別の遅れ時間まで分かる。西日本鉄道はHP「西鉄くらしネット」の「運行状況」欄で鉄道や路線バス、高速バスの情報を発信。電話での問い合わせは、西鉄お客さまセンター=(0570)001010=で受け付ける。

 県内の高速道や一般道の情報は、日本道路交通情報センターのHP、もしくは同センターの電話応答サービス「九州地方・福岡情報」=050(3369)6640=で案内している。

=2018/01/12付 西日本新聞朝刊=

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