博多湾にアマモ増やそう 環境保全へ 産官学民が情報交換会 [福岡県]

情報交換会で日頃の取り組みを発表する福岡工大城東高科学部の生徒たち
情報交換会で日頃の取り組みを発表する福岡工大城東高科学部の生徒たち
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 海の環境保全のため海草「アマモ」の藻場づくりを進める福岡市は6日、漁業協同組合、NPO法人、大学教授、高校生などによる産官学民の情報交換会を初めて開き、博多湾にアマモを広げる取り組みの進め方について話し合った。

 アマモは水質を改善し、それ自体が魚のすみかにもなる海草。市内では西区の今津や能古島から、東区の西戸崎まで、博多湾の浅瀬に自生する。多様な生物を育み、漁業資源を増やすことにも役立つことから近年注目され、市は2005年から東区御島エリアの2650平方メートルにアマモを植え、市民と共同でアマモの藻場づくりに取り組んでいる。

 福岡市・天神であった情報交換会には約50人が参加。事前に御島エリアのアマモを視察したNPO法人「海辺つくり研究会」(横浜市)の木村尚事務局長は「アマモ場を増やし、生き物を増やすのは、行政がお金をかけてやればいいという話でなく、皆が少しずつ取り組むのが大切」と指摘した。

 活動報告では、福岡工大城東高の科学部の3人がこれまでの研究成果を発表。「和白干潟で清掃活動や生物調査をしている。干潟には元々、もっと多様な生物がいたと聞いた。あまりアマモを見たことがない」と話した。

=2018/02/07付 西日本新聞朝刊=

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