豪雨被災の卒業生励ましたい 早良区の三木さん 絵手紙と花飾りを朝倉、東峰の小学校へ [福岡県]

朝倉市と東峰村の小学校卒業生のために絵手紙やコサージュを作った三木シゲ子さん
朝倉市と東峰村の小学校卒業生のために絵手紙やコサージュを作った三木シゲ子さん
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 福岡市早良区の三木シゲ子さん(74)が、昨年7月の九州豪雨の被災地、朝倉市杷木地区と東峰村の小学校5校の卒業生計70人に、長年の趣味の絵手紙や花飾り(コサージュ)を贈る。三木さんは「子どもたちを励ましたい。喜んでもらえると涙が出るほどうれしい」と話す。

 三木さんは今年1月、テレビで、土砂が押し寄せた松末小の復旧を目指す取り組みを見た。すぐに「被災地の子どもたちに絵手紙を贈りたい」と思い立ち、朝倉市と東峰村の教育委員会に問い合わせるなどして、卒業生の人数分の絵手紙や花飾り作りを始めた。

 三木さんは2000年から絵手紙を始めた。色紙に顔彩や青墨で色を付けて描いている。花飾りは新聞紙を再利用して作る。今回は、16日に卒業式がある朝倉市の杷木小、松末(ますえ)小、志波小、久喜宮(くぐみや)小と東峰村の東峰小の卒業生計70人に絵手紙を1枚ずつ贈る。

 絵手紙には、カブトムシやドングリ、猫、ランドセルなどの絵に「卒業おめでとうございます」「ありがとう その一言で心がつながる」などの言葉を添えた。学校ごとに長さ1・4メートルの大きな絵手紙も描いた。花飾りは卒業生に加え教諭と保護者の分もある。8日に両教委に届ける予定だ。

 三木さんは「私も病気をしたりとつらいときもあるが、子どもたちのために絵を描くと元気が出る」と笑顔を見せる。

=2018/03/05付 西日本新聞朝刊=

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