超高齢社会地域づくり考える 福岡市東区で研究者らシンポ 生きがいや就労のヒント発表 [福岡県]

パネルディスカッションで、地域課題を語る登壇者たち
パネルディスカッションで、地域課題を語る登壇者たち
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 超高齢社会に備えた福岡市東区の地域づくりを語るシンポジウム「超高齢・長寿社会を支える地域力について考える」(市主催)が10日、東区のなみきスクエアで開かれ、福岡女子、九州産業、福岡工業各大学の研究者や学生が登壇した。

 3大学は市からこのテーマで調査研究、提言の委託を受けており、本年度は3カ年計画の2年目。

 研究報告では3大学の研究者、学生が、高齢者の生きがいとなる就労の在り方や、子育て世代アンケートから見える地域づくりのヒントなどを発表。福岡工業大社会環境学部の松藤賢二郎教授は、東区美和台校区のアンケート結果から、定住意識のある子育て世代は住民の交流を望む傾向が強いと指摘。「役員業務の負担を軽減した上で、交流イベントや防災活動をきっかけに勧誘すれば地域の担い手不足は解消できる」と述べた。

 研究者らが登壇したパネルディスカッションでは、高齢者が自力で買い物ができなくなっている問題について「校区単位ではなく、広域で買い物支援の仕組みを考える必要がある」との意見が出た。

=2018/03/11付 西日本新聞朝刊=

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