「特攻服」の卒業集会、騒動なかった 福岡県警の厳戒が奏功か [福岡県]

 福岡市中心部で毎年、中学校の卒業式当日の夜に「特攻服」姿の卒業生らが騒いでいたが、県警などによると、今年、大きなトラブルはなかった。集まりそうな場所のイルミネーションの消灯や、県警が厳戒態勢をとったことなどが奏功したようだ。

 今年の卒業式は9日に集中。県警は約200人態勢で警戒し、JR博多駅前広場と警固公園(中央区)ではイルミネーションや多くのライトを消灯した。

 昨年、約200人の中学生らが集まり一時封鎖された警固公園は警察官約20人が待機。特攻服姿の集会は確認できなかったという。天神では特攻服姿の男女も目撃され、14人が補導された。

 博多駅は警察官の動員に加え、駅前広場を一部通行止めにした。補導者はゼロだった。中央区の大濠公園と舞鶴公園には多数の警察官が待機。いずれもトラブルはなかったという。

 天神2丁目1区町内会の藤木敏一会長(68)は「警察と地元の対策がうまくいった。去年のような大騒動にならなくてよかった」と胸をなで下ろした。

=2018/03/13付 西日本新聞朝刊=

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