九大農学部キャンパスとの別れ惜しむ 移転前に卒業生らが見学 [福岡県]

キャンパスツアーで元寇防塁の石が使われた庭園の説明を受ける参加者ら
キャンパスツアーで元寇防塁の石が使われた庭園の説明を受ける参加者ら
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 9月に福岡市西区の伊都キャンパスへの統合移転が完了する同市東区の九州大の農学部で19日、卒業生らが校内の記念碑や貴重樹木を巡るイベント「さよなら『箱崎農学部』同窓会」があった。

 全国から同学部の卒業生を中心に約200人が集まり、キャンパス内の日時計や創立記念の石碑、樺太や台湾から移植された珍しい樹木などを回った。日本庭園では、元寇(げんこう)の防塁に使われた石が庭園にあると説明を受けた参加者からは「すごい。知らなかった」と声が上がった。移転する学舎を写真に残そうと、カメラを片手に参加する人たちが多く見られた。

 愛知県から駆け付けた丸山慎一さん(57)は「このキャンパスは私が育った場所。なくなってしまうのは悲しいけれど、最後に来ることができてよかった」と話した。

=2018/05/20付 西日本新聞朝刊=

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