車いすで「福岡マラソン」挑戦を! パラ五輪出場の山本さん、中高生に指導 [福岡県]

陸上教室で山本浩之さん(左)の指導を受ける参加者
陸上教室で山本浩之さん(左)の指導を受ける参加者
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 11月11日に開催される福岡マラソン2018を前に、車いすを利用する中高生向けの陸上教室が27日、福岡市東区の雁の巣レクリエーションセンターで開かれた。県内外から7人が参加し、リオデジャネイロ・パラリンピック車いすマラソンに出場した山本浩之さん(51)の指導を受けながら必死に車いすを走らせた。

 福岡、糸島市などでつくる「福岡マラソン実行委員会」が、大会の車いす競技(5・2キロ)挑戦を後押しするために企画。山本さんの指導教室を開いていたNPO法人「はぁとスペース」(同市)と連携し、今回初開催となった。

 参加者はレーサーと呼ばれる競技用車いすに乗り込み、山本さんらから助言を受けながらウオーミングアップ。その後、施設内のサイクリングコース(約2・4キロ)を2周走り、福岡マラソンの距離感を体感した。山本さんは、乗り方、ブレーキのかけ方のほか、手首の使い方など細かく指導していた。

 今後教室は月1回のペースで開かれ、参加者の大半が福岡マラソンに挑戦する。山本さんは「沿道の応援の中で走る楽しさを体験してほしい」。久留米市の中学2年男子(13)は「マラソンでは完走し、できれば優勝したい」と話した。

=2018/05/28付 西日本新聞朝刊=

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