開校1年で教室不足に 福岡市の西都小を分割、新設へ 九大移転・市街地開発で人口急増 [福岡県]

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 福岡市西区に昨年4月に開校したばかりの市立西都小の児童が急増し、教室が不足していた問題で、市教育委員会が西都小校区を分割し、小学校を新設する方針を固めたことが分かった。九州大の今秋の伊都キャンパス移転完了や、それに伴う市街地開発により、2019年度以降も児童数増加は確実と判断した。当面はプレハブ校舎の増築などでしのぎ、早ければ3、4年後の開校を目指す。

 西都小は、開校1年目の17年度の児童数は24学級752人で、18年度は28学級865人に増加した。通常教室は27学級分しかなく、多目的教室を改修するなどして対応している。開校前に市教委が推計した将来の西都小の児童数は17年度が18学級539人、18年度が21学級633人で、見通しと現実が懸け離れていた。

 JR筑肥線・九大学研都市駅に近い西都小は、市中心部の天神へも約25分と利便性が良く、子育て世帯の転入が増え、昨年末に校区人口は約1万人に。大手デベロッパーも参画した同駅周辺の再開発も計画されている。10年後には学級数は40を超えるとみられ、市教委は対応を迫られていた。

 市教委は本年度中に新設校の候補地選定を進め、19年度にも新設校の設計に着手したい考え。

=2018/06/06付 西日本新聞朝刊=

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