西陵中の斜面崩壊 市民ら土砂撤去に汗 [福岡県]

グラウンドの斜面が崩れ、土砂が周辺の住宅地に流出した福岡市西区の西陵中
グラウンドの斜面が崩れ、土砂が周辺の住宅地に流出した福岡市西区の西陵中
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西陵中グラウンドの斜面(奥)から流出した土砂を撤去する市職員やボランティア
西陵中グラウンドの斜面(奥)から流出した土砂を撤去する市職員やボランティア
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 福岡市西区生の松原3丁目の西陵中グラウンドの斜面が崩壊、土砂が流出した現場近くには道路や民家に土砂や樹木、コンクリート片が押し寄せ、床下浸水した家屋も。9日は約30人の市職員や市民のボランティアが集まり、土砂の搬出作業に汗を流した。

 7日に約200人、8日は約440人が作業した。自宅に土砂が押し寄せた杉山福代さん(74)は「グラウンドから滝のように水が流れていた。ボランティアのみなさんのおかげで早く片付いている」と感謝した。

 グラウンドは斜面(高さ約3メートル)とその下のコンクリートを積んだ擁壁(高さ約4メートル)が幅約40メートルにわたって崩れた。市教育委員会は、倒れたり傾いたりした防球ネットの柱5本と、ナイター照明1基の撤去を進めている。14日までに斜面に保護シートを張る応急処置を終えたい考えだ。

 一方、1年前の九州豪雨で被災した朝倉市には、避難勧告の解除後も、一部の住民がピーポート甘木などに身を寄せている。市によると、自宅への道路が崩れるなどし、すぐに帰れない高齢者らがいるという。

=2018/07/10付 西日本新聞朝刊=

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