福岡市の熱中症搬送最悪ペース 今夏すでに260人 室内も危険、高齢者は要注意 [福岡県]

写真を見る

 福岡市内で熱中症のため救急搬送された人数が19日までに260人となり、過去最悪のペースで増え続けている。統計を取り始めた2006年以降で最多だった2013年を同日比で55人上回った。18日には60代女性が熱中症のため死亡しており、市は注意を呼び掛けている。

 市によると、近年の熱中症での搬送者は3分の1が住宅内からの搬送。約4割を65歳以上の高齢者が占めている。

 市環境保全課は「室内でも熱中症の危険性がある。高齢者は特に体内の水分量が少なかったり、暑さや喉の渇きを感じる機能が低下していたりするので、周囲の方からも冷房の利用や水分補給を促してほしい」と強調している。

 気象庁によると、福岡都市圏では9日以降、20日まで12日連続で最高気温が30度を超える真夏日を記録。20日の最高気温は福岡市で38・3度、太宰府市で38・6度といずれも観測史上最高を記録し、朝倉市でも今年最高の38・0度となった。

 21日以降も県内で平年より気温が高い日が続く見込み。

=2018/07/21付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞のイチオシ [PR]

西日本新聞のイチオシ [PR]