古賀市公共施設結ぶバス運行 [福岡県]

運行を始めた公共施設等連絡バス。古賀市役所前では買い物に出掛けた近くの住民が下車した
運行を始めた公共施設等連絡バス。古賀市役所前では買い物に出掛けた近くの住民が下車した
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 古賀市は1日、市役所などの公共施設を通り、JR古賀駅と農産物直売所「コスモス館」を結ぶ公共施設等連絡バス(コガバス)の運行を始めた。ほぼ同じコースを走る西鉄バスは1日2往復しかなく、住民から増便を求める声があり、市が直接、運行することにした。

 運行は年末年始を除く平日のみで、午前8時~午後4時に15便。総延長は5・3キロで、停留所はJR古賀駅東口▽市生涯学習センター「リーパスプラザこが」▽市役所▽市保健福祉総合センター「サンコスモ古賀」▽隣保館▽コスモス館の計6地点。

 定員9人のジャンボタクシーを地元のタクシー会社が運行。運賃は中学生以上150円、小学生や70歳以上の市民らは100円。

 市役所の近くに住む女性(77)は、米や野菜などをコスモス館で買うために利用。家族の助言に従い、3月に車を手放したばかりで「暑い中、自転車で買い物に行くのは大変。100円で利用できて、とても便利」と話していた。

 市は2011年度から市役所、サンコスモ古賀、隣保館の3カ所を結ぶ無料シャトルバスを運行していたが、利用者が少なかったため、16年度に廃止した。その後はタクシーチケットを無料で配布していたが、本年度予算に公共施設間移動サービス事業として480万円を盛り込んだ。

 市経営企画課は「西鉄バスの便数が全体的に減少する中、重要な路線の公共交通機関を市が直接担う必要性があると判断した」としている。

=2018/08/02付 西日本新聞朝刊=

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