おしゃれな久山満載 町施設が小冊子 スイーツ店、観光情報など [福岡県]

さらに良いものを作ろうと張り切っている「Hisayama no jikan」制作実行委員会のメンバーたち
さらに良いものを作ろうと張り切っている「Hisayama no jikan」制作実行委員会のメンバーたち
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好評な「Hisayama no jikan」
好評な「Hisayama no jikan」
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 久山町のお出掛けスポットなどを紹介した小冊子「Hisayama no jikan(久山の時間)」が好評だ。町の文化交流センターと図書館が入る複合公共施設「レスポアール久山」が今春から無料で配布を始め、これまでに春と夏に発行した。現在は秋に向けて第3号の編集作業が始まっていて、スタッフはさらに良いものを作ろうと意気込んでいる。

 「Hisayama no jikan」はA4判で4ページ。施設のお知らせにとどまらず、お薦めのスイーツ店やプレイスポット、観光地などをカラー写真と地図付きで紹介している。久山情報が満載なのだが、町外の人にもアピールしようと、あえて目指したコンセプトは、「久山らしくない」都会風なおしゃれなデザインや構成。

 施設と町役場、商工会の職員ら10人で制作実行委員会をつくり、デザイン担当は主婦の安河内久美子さん(47)。独学でパソコン操作を覚え、PTAなどで活動していて声を掛けられた。「冊子作りは引き算」と安河内さん。あれもこれもと情報を入れたがる気持ちをぐっとこらえ、すっきり見せるのがコツという。

 町教育委員会から参加する久芳大輝さん(23)は趣味の写真の腕を生かす。「季節感を出して、主題が伝わるよう工夫しています」。町の広報担当職員、清原佑香さん(28)は、写真に添える短文が評判。「子どもが分かる文章でありながら、想像をかき立てるものにしようと奮闘中」とか。

 商工会の経営指導員、有吉淳さん(44)はお店紹介のコーナーを担当。「小さな事業所が自らPRするのは難しいが、こうした冊子で紹介できるのはありがたい。すでに効果も出ているようだ」と喜んでいる。

 現在は3千部を町内外の公共施設など約20カ所で配っているが、増刷を求める声や新たな配布拠点の申し出もあっているという。

 レスポアール久山の太田隆晴館長(69)は「冊子が町の情報発信と交流のきっかけになればうれしい」と今後も発行を継続する予定だ。巻末に小さく表記した「Made in Hisayama」は、印刷所まですべて久山町産という誇りだという。

=2018/08/16付 西日本新聞朝刊=

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