全国高校邦楽コンクール 修猷館の花岡さんが2位 箏を演奏 聴衆投票のリスナー賞も [福岡県]

邦楽コンクールの賞状を持つ花岡桜さん
邦楽コンクールの賞状を持つ花岡桜さん
写真を見る

 7月28日に岡山市で開かれた「第27回おかやま全国高校生邦楽コンクール」で、修猷館高(福岡市早良区)2年の花岡桜さん(17)=西区=が2位に入った。会場の聴衆の投票で選ぶリスナー賞も同時に受賞した花岡さんは「成績発表で名前を呼ばれたときは、ほっとした。二つも賞状と盾を取ることができてうれしい」と喜んでいる。

 コンクールには高校生が個人で参加した。今回は14都府県から24人が出場。箏(こと)で、課題曲の「六段の調(しらべ)」と、6分以内の自由曲を演奏して腕前を競った。

 花岡さんは6歳から詩吟を習い始めた。やがて、ステージで歌うときに聞こえてくる伴奏の箏に興味を持ったという。小学3年から、生田流の安江菊扶路(きくふじ)さんの指導で箏に取り組む。小学生の時に全国大会で銅賞になったこともある。

 高校受験で練習を中断していたが、昨年夏に再開。高校生になって新しい箏を買ってもらったことを原動力にして、練習に力を入れている。昨年末から、コンクールの自由曲で奏でるために「中空砧(なかぞらぎぬた)」の演奏を何度も繰り返してきた。

 迎えた本番。「小中学生の頃は緊張することが多かったけれど、今回は落ち着いて弾くことができた」と花岡さん。東京の音楽高校の生徒も参加する中で、自身として過去最高の成績を収めた。

 箏以外に詩吟や書道、茶道もたしなんでいるという花岡さん。「どれをやるのも楽しい。将来は日本の文化を紹介できるような仕事に就きたい」と夢を描く。

=2018/08/19付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞のイチオシ [PR]

西日本新聞のイチオシ [PR]