朝倉からボランティア次々 「支援の恩返し」愛媛や広島へ 杷木コミュニティが募集 [福岡県]

 九州豪雨(昨年7月)の被災地朝倉市から、西日本豪雨被災地(今年7月)へボランティアを送る動きが相次いでいる。朝倉市杷木地域の自治組織「杷木コミュニティ協議会」と、杷木地域を拠点に災害ボランティア活動を続ける地元組織「杷木復興支援ベース」は愛媛県への派遣を決めた。共通するのは「九州豪雨で受けた全国のボランティアからの支援に今こそ恩返しを」との思いだ。

 杷木コミュニティ協議会の派遣は10月7日で、杷木地域に住む高校生以上の住民の参加を募る。先着40人。協議会が費用を負担し、参加無料。バスで愛媛県宇和島市へ出発し、家屋の土砂撤去を手伝って日帰りする。泉俊三会長(72)は「(西日本豪雨被災地に)ささやかだが、感謝の気持ちを表したい」と語る。申し込みは協議会=0946(62)2040。締め切りは9月23日。

 一方、杷木復興支援ベースは9月11、12日に宇和島市へ向かう。ベースと朝倉市の久喜宮(くぐみや)、志波(しわ)両地区住民らが約10人のチームを組み、仮設住宅の運営支援を担い、朝倉の果物を届ける。9月の派遣メンバーは決まっているが、望月文代表(39)は「10月ごろから幅広く参加を募り、月1回、ボランティアを送りたい」と考えている。

 朝倉市ではこのほか、松末地区の松末地域社会福祉協議会が15日、住民36人(募集終了)をバスで愛媛県西予市へ派遣。市なども9月から12月まで公募ボランティアを月2回ずつ広島県坂町へ送る計画だ(9月の募集終了)。

=2018/09/07付 西日本新聞朝刊=

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